002 くまやすフィギア 〜くまfigはこうしてつくられた

くまやすフィギア制作過程の紹介です
掲示板にアップしていた内容をもとに加筆・整理しました


くまExpは、某かもしかサイトからのお客様が多いせいもあって、「くまのくまやす」= 「フィギアをつくる人」、「キリ番GET」= 「フィギアプレゼント」なる観念が、サイト設立当初からすでに固着していたように思う。 そしてついにカウンターが1000番を刻む日が来てしまった。 (広めるつもりのない秘密サイトなのに早すぎる) しかたがない、皆様のご期待どおり「くまやすフィギア」をつくるとしましょう。

一応言っておきますが、ここは「技術系お笑い趣味サイト」を目指しております故、フィギアづくりは本職ではないですョ。

アウトライン〜主な行程は3段階に分けることができる
Stage1. 原型づくり:元になるカタチを粘土でつくる <HERE !
Stage2. 注型型づくり:原型から量産用の型をシリコンで取る
Stage3. 注型 :型にウレタン樹脂を流し込んで製品を取り出す
(結構長いので3ページに分けました)

Stage1 〜原型づくり

まずはポーズの選択から、くまやすといえば↓「自転車」…悩む余地はないおなじみのポーズやね。

原型は粘土でつくる。粘土は乾燥してから仕上げができるものなら何でもよい、くまやすは「アーチスタフォルモ」を使っている。

まず、大まかにカタチをつくる。手が温かいとすぐに表面が乾燥してくるので水分を適度に追加する。 水分が多いとうぶ毛が生えてくるが乾燥後磨くので良しとする。 また乾燥すると少し縮むので予定よりキモチ大きめとする。

大体の形が決まったら一度乾燥を待つ。 気に入らないところはカッター(デザインナイフ)などで削ったり、粘土を加えたりして大きく調子を整える。

石塑粘土の特徴は磨くとツルツルになること。最終の形が決まったら細かい部分をつくる前に一度磨き上げてしまうとよい

部分的に表面を荒らし湿らせて粘土を盛っていく。突起物などを付けるときは穴状に掘り下げておく。

原型最後の仕上げは全体をサフェーサでくるむ。 クルマ用やプラモデル用の「プラサフ」を使うが、塗布後は半光沢なのでツルツルに光らせたいときにはコンパウンドなどで磨く。
(この時の表面状態がそのまま型に転写されるので注意が必要!)

ところでこの状態で修正したくなったらサンドペーパーなどで広範囲にプラサフをはがしてから行わなければならない(涙)

左が修正前、右が修正後

…これで完成!と一息ついていたら、GUEST様からリクエスト…
> お願いできるなら、ぜひこの足の裏に肉球を!!!
>(熱望)


くまやす始まって以来の細かい作業!(画像をクリックされたし)
…ついでにサフェーサーも白いタイプに変えました。
これでホントに原型は完成!

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